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      7/25(金) 令和7年度栄養教諭等技術講習会を開催しました
      (旧 栄養教諭・学校栄養職員技術講習会)

当会と石川県栄養教諭等研究会の共同主催により、7月25日(金)に石川県女性センターにて開催いたしました。
当日の講座内容や講師の選定については、多くの参加者にとって有意義な講習会となるよう、事前に、石川県栄養教諭等研究会と十分協議の上、決定して実施しています。ここで習得した知識や技術を、それぞれの現場において有効に活用していただきたいと考えています。
  


●趣旨   
学校における食育推進に向けて、学校給食及び食に関する指導の充実のための技術講習を行い、栄養教諭等の資質向上を図る。   


●内容
【A講座】 (調理実習・講評)
料理教室: 「子どもたちに伝えたい石川の郷土料理」(調理実習・講評)
講  師: 新澤 祥恵氏(北陸学院大学 健康科学部長・教授)
献立名 : サザエご飯、じぶ煮、白和え、蓮根汁、えびす2種
<参加者からの感想>(抜粋)
これまで親が作ってくれたものや、本で読んだものしか知らなかったので、郷土料理を学んでみたいと思って受講しました。
今回、たくさんの郷土料理について知ることができたので、学んだことを学校でも活かしていきたいと思いました。

石川県の郷土料理を実際に調理することで、より愛着と誇りを持つことができました。
石川県の栄養士の皆様と一丸となり、更に食育に力を入れたいと思いました。
新澤先生ありがとうございました。

[B講座](講義)
講  義: 「石川食文化の魅力と健康」
講  師: 宇佐見 則行 氏(北陸大学 薬学部教授)
<参加者からの感想>(抜粋)
石川県は様々な文化が入り混じった他にはない食文化を有した、とても魅力的な土地だということを改めて感じました。
また、昔から伝わる料理の数々が、ただ美味しいだけでなく、見た目や縁起をかつぐ意味にもこだわっていたり、さらに栄養や健康面でも理にかなっていたりと、いいことづくしでもあることに気が付くことができたので、ぜひ子供たちや保護者たちにも知ってもらいたいと思いました。魚食の良さについても伝えていきたいと思います。

食材や料理、器に至るまで、もてなしや祭りごとから成り立ちを見ることができると知り、目からうろこだった。
また、消費者が減っている魚のたんぱく質の吸収率が高かったり、欠食が睡眠に大きく影響することなど、現代人がないがしろにしている食について、向き合えるような食指導をしていきたいと思った。