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令和元年度 栄養教諭・学校栄養職員技術講習会

◆趣旨: 学校における食育推進に向けて、学校給食及び食に関する指導の充実のための技術講習を行い、栄養教諭・学校栄養職員の資質向上を図る。
◆日時: 令和元年7月22日(月) 10:00〜16:40
◆会場: 金沢勤労者プラザ
◆主催: (公財)石川県学校給食会、石川県栄養職員・学校栄養職員研究会
◆共催: 石川県教育委員会
◆内容:
  ※午前 〔AB共通講義〕
      講 演:「地場野菜についての知識を深める」 〜加賀野菜と食文化〜
      講 師:北形 謙太郎 氏(北形青果株式会社 取締役近江町本店店長)
<参加者からの感想>
加賀野菜について、日頃取り扱っている方のお話が聞け、知識が深まりました。選ぶときや調理するときの参考にしたいと思います。その特徴や市場に出回る時期、価格、食べ方など、詳しい説明があり、大変わかりやすかった。それぞれの加賀野菜に適した土壌についての話が興味深く、その歴史を感じることができた。
石川県は野菜が育つのに適する風土、砂、土、気候に恵まれており、豊かな食材の宝庫であることがわかった。おいしい、旬で栄養価の高い野菜を給食でもたくさん使用できるよう、業者さんや生産者とのコミュニケーションも密にしていきたい。ありがとうございました。
加賀野菜の本来の旬などもお話しいただき、給食に取り入れる時期を見直していかなければと思いました。少しずれていて価格が高い時に使用していたことがあると気づきました。とてもわかりやすく講演いただき、地理的条件や土壌という視点からも、子どもたちに伝えることができると大変勉強になりました。


  ※午後
    「A講座」
      調理実習:「地場産物の上手な活用方法」 〜学校給食への応用〜
      講  師:加藤 重和 氏(加藤キッチンスタジオ代表)
      献 立 名: 1.トマト風味の寄せ豆腐   2.太胡瓜の卵とじ煮
                     3.茄子の肉味噌炒め和え       4.金糸瓜と金時草の胡麻風味浸し
<参加者からの感想>
金糸瓜の調理の仕方やトマトの寄せ物など、普段できない調理を教えていただき、参考になりました。どれも美味しかったので、家や学校給食に役立てたいと思います。
献立に取り入れやすいメニューでとてもありがたかったです。先生の「作りながらいろいろな食べ方を考える」というお言葉がとても印象的でした。取り上げていただいた野菜も加賀野菜に限らず、県内全域でも取り扱っているものが多かったので、早速取り入れたいです。
いつも使っている加賀野菜や能登野菜ですが、下処理の時に塩でもむことや金糸瓜の皮を先にむいてから茹でることなど、新しい発見がありました。苦手な野菜もちょっとした工夫で子どもたちが食べやすくなるので、今日教えていただいたことを参考に献立作成したいです。ありがとうございました。


    「B講座」
        講義と演習:「食育・給食だよりの魅せ方・伝え方」
        〜実例から学ぶ、待たれる、読まれる、役立つ通信づくりのヒント〜
        講    師:吉成 勝好 氏(新聞教育支援センター代表)
<参加者からの感想>
見出しの書き方、ポイントの置き方によっておたよりの伝わり方が変わっていくので、これから何をポイントにして作成するかを考え、読んで楽しくなる、読みたくなるおたよりの作成をしていきたいと思いました。ありがとうございました。
毎月おたより作りには頭を悩ませています。時間をかけて作ってもなかなか「コレは!」というものができていませんが、今日学んだことを元に、自分らしさのある、楽しく読みたくなるおたよりを目指したいと思います。来年度に向けて、おたよりのタイトルも考えたいと思います。
今まで給食だよりはたくさんのテーマを小さく組み合わせて作っていましたが、さらに魅力のある、人が読んでためになるものにするためには、引きつける見出しや特集をしぼることが大切だと学びました。今後活用していきたいです。